クリストファー・ノーランは、イギリス出身の映画監督・映画プロデューサー・脚本家です。

2000年代に新生『バットマン』シリーズの監督に抜擢され、
2005年公開の『バットマン ビギンズ』では期待に反し平凡な興行成績に留まるも、

2008年公開の続編『ダークナイト』は公開6日で『バットマン ビギンズ』の興行収入を超えて『バットマン』シリーズ最大のヒットとなり、最終的に全米興行収入歴代2位、世界興行収入歴代4位を記録しました!

この作品の成功によりノーランが監督した『バットマン』シリーズはアメリカでは『ダークナイト・トリロジー』と呼ばれるようになった。

クリストファー・ノーラン監督の作風

あまり最先端技術には興味を示さず、IMAXを初めて長編映画で使用した監督であり、ほとんどの監督がデジタルカメラで撮影しているが、彼はフィルムを使った撮影を行い、

2014年8月には、他の数人の映画監督と共に映画スタジオに働きかけ、フィルムメーカーのコダックから今後 一定量のフィルムを購入する契約を締結させたため、経営難だったコダックはフィルム製造の継続が可能になりました。

徹底的な反デジタル、反CG志向によりリアルを追求し『ダークナイト』では、CGではない本物のビルを丸ごと1棟爆破して撮影を行った。

『バットマン』シリーズ三部作・『インセプション』・『インターステラー』など、メガヒット作品を次々に手がけるクリストファー・ノーランは、今ハリウッドで最もイケてる映画作家の一人として、彼の一挙手一投足に世界中の目が注がれている。

バットマン ビギンズ (字幕版)ダークナイト ライジング [Blu-ray]

私的にランキング!「クリストファー・ノーラン」監督のオススメ作品

【第3位】SFドラマ「インターステラー」

インターステラー(字幕版)


出典:http://natalie.mu/

 

撮影裏話

舞台は、環境の変化で地球が荒廃した近未来。

男女二人の宇宙飛行士が人類を救うべく新たな星を求めて宇宙へ挑む姿を、家族愛あふれるドラマを交えつつ壮大なスケールで描いた作品。

この映画の撮影では、実際のアイスランドの極寒地でのロケを敢行し、役者も本当にブルブル状態での撮影!

宇宙船も実物大の宇宙船を制作し、宙吊りにして撮影し本物同然の仕上がり。

ノーラン監督の徹底ぶりはこれだけにとどまらない!

ロケ地を選定せず202万4,000平方メートルもの土地に種からら育てたトウモロコシ畑を作ったり、何度も襲う砂嵐も実際に強風を巻き起こし、本物の砂嵐のなかで役者に演技を敢行し役者は砂嵐に突入!

また、技術顧問として国際宇宙ステーションへ5回の飛行に携わった宇宙飛行士を招くなど、徹底的にリアリズムを追及し独自の世界観を構築しました。

【第2位】斬新なストーリーと映像「インセプション」

インセプション (字幕版)


出典:https://cia-film.blogspot.com/

 

撮影裏話

この映画、人の夢の世界にまで入り込み、他人のアイデアを盗むという高度な技術を持つ企業スパイが、最後の危険なミッションに臨む姿を描く想像を超えた次世代アクション!

冒頭から数々のバトルシーンが登場するが、注目すべきは無重力になったホテルの廊下を舞台に敵と戦うシーン!

まず、無重力のシーンはNASAの無重力実験に使われる航空機を借り25秒間だけ機内が無重力になる状態で撮影されたが、機体の急激な加速と下降でスタッフは吐き気と嘔吐で悩まされゲロを吐くことも・・機内はゲロゲロ!

また、ホテルの廊下内は床・壁・天井がそのまま回転する巨大なメカニズムによる複雑なセットが製作され回転させる全てのモーターは、コンピューターで制御させる規模!

この廊下のバトルシーンは、脚本上ではわずかなのに撮影期間は合計で3週間もかかったそうです。

リアリズム志向の監督は、お金と時間も惜しみません!

【第1位】闇の騎士バットマン!「ダークナイト」

ダークナイト (字幕版)


出典:https://realasteroidcowboy.blogspot.jp

 

撮影裏話

ゴッサム・シティーに、究極の悪が舞い降りた!
犯罪こそが最高のジョークだと不敵に笑うその男は、最凶の犯罪者ジョーカー。
この街を守るのは、闇からの騎士「ダークナイトのバットマン!」

とにかく、ノーラン監督はCGで補う事が嫌いで危ないシーンでもリアルを追求!

ダークナイトを始め、全てのシリーズ作品の爆発や群衆・マシーンはCGではなく巨大なセットやスタントマン、大量のエキストラなどをメインにして撮影敢行。

本作の病院爆発シーンでも解体予定のビルを丸ごと一棟ふっ飛ばしているし、ヘリコプターの墜落シーンやバットモービルの戦闘シーンもリアルな本物志向で撮影されている。

CG映画が多い中で、CGに頼らないアメコミ映画自体がすごく斬新!

有名な逸話だが、ダークナイトではほとんどCG技術が使われていないようです。

気を付けろ!「クリストファー・ノーラン」監督のオススメでない作品

マジシャン同士の対決!「プレステージ」

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ライバルのマジシャン2人は、互いに相手より優れたマジックを披露し相手のトリックを暴いてショーを失敗させようと執念を燃やす・・そして相手の一人が死亡、殺人か!

この映画、ノーラン監督はなぜ複雑な物語を創造するのか?と思うほど。

観客自身が探偵となって、「時系列パズル」を解き、まるであたかもバラバラのピースをつなげ1枚の絵を完成させるかのような映画。

パズルを解くことは、得られる知的な興奮もまた大きいものとなるが、何回も見ていられません・・

何回でも観賞してもらえる映画!
ま~それが魅力的ともいえます。

最後に

「難解」で迷宮のような作品を創造しながらも商業的な成功を収めるノーラン作品をちまたでは“商業性と作家性の両立”と評価する声も聞かれるようになってきました。

これからも”難解”な作品を”何回”製作していくでしょうか?