マーティン・スコセッシは、アメリカ合衆国の映画監督・映画プロデューサー。

シチリア系イタリア移民の家に生まれ、喘息持ちで外で遊べなかったせいで子供の頃から映画に親しみ、世界の映画の古典を見て育つ。

ニューヨーク大学の映画学部で学びながら短編映画を監督します。

1976年にはポール・シュレイダーの脚本『タクシードライバー』を映画化、この作品はカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞し一躍注目されました!

柔らかで穏やかな表情とは裏腹に過激で、きわどい作品も多いアメリカ映画界を代表する映画監督です。

マーティン・スコセッシのキャリアと作風

監督デビューの第1作目は興行的にも不発に終わり、続く第2作目の「明日に処刑を」のヒットで状況は好転し監督作品が増えるようになる。

常連キャストにロバート・デ・ニーロ、ハーヴェイ・カイテル、レオナルド・ディカプリオ等がおり、特にデ・ニーロは監督の分身の如く多くの作品に出演している。

スコセッシは、俳優の身につける衣装や小物に徹底的にこだわる事で、時代と個性を見事に表現する作風を持ち味としている。

撮影は、ステディー・カムの使用やカメラの超長回し・白黒画面・凝りに凝ったカットのつなぎ方など、撮影手法と編集方法を自由自在に使い分ける映像の魔術師でもある。

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私的にランキング!「マーティン・スコセッシ」監督のオススメ作品

【第3位】ギャングと移民との抗争!「ギャング・オブ・ニューヨーク」

ギャング・オブ・ニューヨーク(字幕版)


出典:http://eiga.com/news/

 

製作裏話

ニューヨークのギャングに父を殺され、復讐に燃えた少年が15年後に再び戻り、ギャングのボスと闘うお話。

この映画、構想30年・撮影270日・製作費150億円の超大作!

スコセッシは、自分が生まれ育った街ニューヨークを舞台とする為に、ローマ郊外の大規模映画スタジオである「チネチッタ」に

ニューヨークのファイブ・ポインツというダウンタウンを石畳から教会・売春宿の建物まで、そしてまたナイフ・スプーン・飾り物等の小物に至るまで徹底的に再現させて撮影された。

小物のアイテムは、その頃マンハッタンで発掘作業を行っていた建築家によって発掘された、当時の皿や櫛といった85万点というアイテムを借り受けることで実現可能となり、実際に使われています。

【第2位】マフィアと警察、それぞれのスパイの運命!「ディパーテッド」

ディパーテッド (字幕版)


出典:http://www.iowanazkids.org

 

製作裏話

傑作香港映画「インファナル・アフェア」をリメイクし、マフィアと警察にそれぞれ潜り込んだスパイをめぐる駆け引きに、最後まで気が抜けない映画!

この作品で、「無冠の名監督」と呼ばれていたスコセッシ監督に、アカデミー賞監督賞をもたらした。

香港映画のリメイクにあたり、スコセッシ監督は映画が完成するまでオリジナル版は見ないと決めていたようだ。

しかし、外国映画のリメイク作品としては初のオスカー受賞という快挙を成し遂げました。

出演者の一人、マーク・ウォルバーグとスコセッシ監督は撮影中に、険悪な緊張状態にあったと言われています。

もともとウォルバーグの撮影期間は2週間と言われていたにもかかわらず、撮影が4ヶ月かかった事が原因のようです。

インファナル・アフェア 無間道 (字幕版)

【第1位】狂気のドライバー!「タクシードライバー」

タクシードライバー (字幕版)


出典:http://dailynewsagency.com/

 

製作裏話

大都会ニューヨークを舞台に夜の街をただ当てもなく走り続ける元海兵隊のタクシー運転手が、腐敗しきった現代社会に対する怒りや虚しさ孤独感から、ついには自分の存在を世間に知らしめるため、過激な行動に走る姿を描く。

主役のロバート・デ・ニーロは、タクシー運転手役を演じるための役作りとして、タクシーのライセンスを取得し実際に数週間タクシー運転手として働き、役の研究を行った。

モヒカン頭となった狂気のデ・ニーロの頭!

実はメークアップアーティストによる「ズラ」で、坊主頭のキャップと馬の毛で作られていた。

ラストの殺された死体と踏み込んだ警察官たちを真上から写す場面はセットではなく、実際の空き家になったアパートの上階の床をくり抜いて撮影された。

気をつけろ!「マーティン・スコセッシ」監督のオススメでない作品

隠れキリシタン映画「沈黙」

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マーティン・スコセッシ監督が、日本で迫害されたキリスト教司祭の苦悩を描いたこの映画は、彼の映画史上最もスピリチュアルな作品となった。

スコセッシ監督の最新作として期待!
しかし160分と時間が長い!
話の内容も全体的に暗く、精神的探求に挑んだ映画ともいえる。

主人公も宣教師としての信仰心や信念も前半は凄い勢いだが、ラストでは妥協する始末。

劇中の言葉
「神は、心は助けるが、命は助けない」
・・ああ~なんと無慈悲な作品なんだろと思う。

ただ日本人として、こういった出来事があったという事を知っておくべき映画!

最後に

マーティン・スコセッシ監督は人間ドラマ・サスペンス・SF・コメディとあらゆるジャンルでヒットを飛ばしています!

これからも、その“奇才的センス”で話題作を生んでいく事でしょう!