リュック・ベッソンは、フランスの映画監督・脚本家・映画プロデューサー。

当初は、海洋生物学者を志すが事故でダイビングができなくなり、学者の道を断念する。

パリの老舗映画会社でニュース映画のアシスタントを務めた後、ハリウッドで映画製作を学び、帰国後に自らの製作会社を立ち上げる。

1983年の初監督作品「最後の戦い」で注目を集め、「グラン・ブルー」「ニキータ」や、ハリウッド進出作「レオン」が立て続けにヒットし一躍フランスを代表する監督となる。

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リュック・ベッソンのキャリアと作風

作風は『レオン』『ニキータ』のようなハードボイルド・アクションから『フィフス・エレメント』のような明朗快活な冒険活劇、

『ジャンヌ・ダルク』のような独自の解釈による歴史巨編まで幅広いジャンルを監督しているが、特にアクションはグイグイ引っ張っていくストーリー展開とスピード感で、観る者を飽きさせない内容となっている。

プロデューサーとしても、大ヒットした「TAXi」シリーズや「トランスポーター」シリーズを手がけ、ヒットメーカーとして活躍している。

特に、初期の作品「グラン・ブルー」は海を愛したベッソンが「海に対する愛」を映像化した作品で、個人的な強い想いによって作られた本作は多くの観客の心を動かし、フランスを始め世界で大ヒット!
若者達の絶大な支持を集め、社会現象にまでなった。

ラストシーンも感動的!
主人公は暗く冷たい海に独り潜り、そこに一匹のイルカが現れ、彼を照らす光の中で、主人公がいくら手を伸ばそうと、そのイルカは寄ってはこない。

それはまるで人魚が人魚に恋する男性の愛情を確かめるかのように…やがて、恋人の待つボートとつながったロープから手を離し、主人公は光の輪を越えてイルカと共に泳ぎだす・・・
上映後には、割れんばかりの拍手が映画館を埋めるような狂騒となった!

日本では、渋谷のミニシアターでの独占上映だったが連日立ち見が出るほどの盛況となり、それ以降は全国で順次公開された。

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私的にランキング!「リュック・ベッソン」監督のオススメ作品

【第3位】凶暴な愛・女殺し屋!「ニキータ」

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出典:http://eiga.com/

 

製作裏話

警官を殺して捕らえられた麻薬中毒の女・ニキータは、その凶暴さに目をつけられ政府の秘密機関に属する暗殺者になることを迫られる。

当時主役を演じたアンヌ・パリローはベッソン監督の妻であり、映画公開後に離婚済み。

劇中、当時1000万円以上の新型ベンツ500SELが銃撃され派手に破壊されているように見えるが、破壊シーンでは古いローバーにベンツのパーツをかぶせた「ニセ車」が破壊された。

また、各シーンでニキータが使用している大型拳銃のデザートイーグルは、あえて大柄で迫力のある銃を使用させる事で、ガンアクションに迫力を持たせている。

華奢な身体で大型銃を構えるニキータの姿には、悲壮感すら漂って哀しい・・

この映画、フランス国内のみならず海外でも大ヒット!

若きリュック・ベッソンの熱いメッセージが伝わる作品でもあった。

【第2位】SFアクション「フィフス・エレメント」

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出典:http://ussii.net/

 

製作裏話

危機が迫る地球を救うため、地球を救うという女は宇宙へと旅立つ!

当初この映画は、ベッソン監督で映画化寸前まで進行していたが資金面で実現不可能となり一時保留。

その解決策として低コストの映画を作り、資金の足しにするつもりで製作した「レオン」が幸いにも大ヒット!

その成功で勝ち得た100億の潤沢な予算で、この映画を製作することが可能となった。

足りない資金を補うために、わざわざ他の映画を製作して資金を調達してきたのです!

『フィフス・エレメント』のキャストが着用する衣装は、フランスのトップデザイナー ジャン=ポール・ゴルチエがデザインを担当。

登場する1000着以上もの未来的なコスチュームをデザインしただけでなく、数百人のエキストラを動員した大観衆がいるシーンでは、撮影前に一人一人の衣装チェックを彼自身が担当したそうです。

【第1位】殺し屋と少女の愛「レオン」

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出典:https://netflix-fan.jp

 

製作裏話

孤独な殺し屋レオンが、ある事件に巻き込まれた女の子を助け、生活を共にする。

ベッソン監督は、この脚本と台本を1ケ月位で作り上げ低予算で製作開始!

屋外のシーンはすべてアメリカのニューヨークで撮影し、アパート内のセットを使ったシーンはパリのスタジオで撮影された。

映画が完成し試写会では、少女と初老の男との恋愛話に反応が良く無かった為、劇場版では微妙な愛の掛け合いの部分はカットしました。

更に、少女の暗殺訓練シーンも刺激的過ぎるという声で、やむなくカット。

ベッソンのハリウッド初監督作品を、会社側はそれほど重視していなかったが『レオン』は予想を上回る大ヒットと批評家からの高評価も受け、リュック・ベッソンの代表作となり、ジャン・レノナタリー・ポートマンも、この作品でブレイクした。

気を付けろ!「リュック・ベッソン」監督のオススメでない作品

アクションスリラー「LUCY/ルーシー」

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体内に埋め込まれた特殊な薬が漏れたことで脳機能が驚異的に覚醒し、人間離れした能力を発揮し始めるヒロインの暴走を描く。

予告編と、スカーレット・ヨハンソンのボディに惑わされた自分が悪い・・

途中までは面白い!
しかし、その途中から意味不明・・
結末も完全に意味不明!

やはり映画は、「スカー」ッとした打ち込み「レット」がないと「ヨハンセン」よネ!

最後に

ベッソン作品は、

独特な世界観
スタイリッシュな映像
キャスティングされる魅力的な女性

など見所は満載です!

何度か監督引退宣言をしているが、これからも、その映像センスを披露してもらいたい監督です!