フランシス・フォード・コッポラは、アメリカ合衆国の映画監督・映画プロデューサー・脚本家・実業家。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校で学び、在学中からピンク映画や恐怖映画の演出を手がける。

1972年の『ゴッド・ファーザー』の世界的ヒットにより、複数の映画賞を獲得し、シリーズ化もされた。

フランシス・フォード・コッポラのキャリアと作風

B級映画の帝王と称される「ロジャー・コーマン」のもとで低予算映画を製作し、キャリアをスタートした。

映画監督としては苦しい時期が続いたが、サイドビジネスとしての脚本作家業で有名監督の脚本を手がけコッポラの名は一気に有名となり、1972年に公開した「ゴッド・ファーザー」が世界的大ヒットを記録し、一流監督として知られるようになる。

アカデミー賞をとり、世界的な大ヒット作を生み出してもなお、コッポラは撮りたい作品の為に金を稼ぎ、それを湯水のように注ぎ込んでは、またゼロからやり直すという製作スタイルがある。

その為、作品につぎ込む金額が桁違いに増え、それと共に失敗によるリスクも巨額になって行く事になる。

コッポラは映画作りの為の資金を稼ぐため、株に投資をして失敗したり、ワイン作りに手を出して会社を倒産させたりと、映画以外の分野での苦労も人並み以上!

この後の超大作「地獄の黙示録」でも危うく破産しかけます。

私的にランキング!「フランシス・フォード・コッポラ」監督のオススメ作品

【第3位】ゴシックホラー「ドラキュラ」

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出典:https://www.pinterest.jp/

 

撮影裏話

神の名のもとにトルコ軍と戦うトラキア王ドラキュラは、勝利と引き換えに最愛の妻を失う。

それから300年後、トランシルバニア城にやって来た弁護士の婚約者で最愛の妻に生き写しの女を我が物にしようとする・・

この作品は、原作に忠実な映像化を目指して最新の特撮合成技術を全てキャンセルし、古典的撮影法を使用して撮影された。

例えば、列車の車内から見える外の景色は合成された物ではなく、窓の外に張られたスクリーンに映し出された背景を全てインカメで撮影したものです。

劇中の所々で見られる、人間の動作では無い異様に感じる映像も動作を逆に演じて逆回転で撮影する事による、初歩的な映像効果による物であった。

舞台劇を演出する要領で撮影された作品である点が、本作の大きな特徴といえる。

【第2位】ベトナムが舞台の戦争映画「地獄の黙示録」

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製作裏話

ベトナム戦争が泥沼化する状況下、ウィラード大尉は上層部からカーツ大佐の殺害命令を受け、大佐が自らの軍隊を率いて王国を築いていると言われるカンボジアとの国境地帯へと向かう・・

製作には多大な困難が続き、この映画の撮影現場こそが「地獄の黙示録」的状況だった!

ほとんどはフィリピンで撮影されたので、高温多湿の現場では俳優をはじめスタッフたちの多くが次々に体調を崩し、心臓が悪かった主役のマーチン・シーンは降板ギリギリのところまで追い込まれた。

主役が降板したら、いちから作り直しの危機的状況!

更に、台風によってセットが破壊され、撮影が数ヶ月に渡って中断されるなど、資金面の苦労は当然、それ以上にきつい自然との闘いは監督自身の精神状態をギリギリにまで追い込んでいったようです!

ハリソン・フォードが、出発前のウィラードに任務を説明する軍人として登場している。

【第1位】マフィア映画「ゴッド・ファーザー」

ゴッド・ファーザー (字幕版)


出典:http://variety.com/

 

製作裏話

当初「ゴッド・ファーザー」の監督は受け手が無く、何と!
12名もの監督がオファーを断わったと言われている。

それは、それまでタブーとされていたマフィア絡みの作品という事で、
トラブルが発生する可能性が高かった事、
今まで悪役としてしか描かれていなかったギャングたちを主人公とする歴史ドラマがヒットするとは思え無かった事、

且つ大金を投じる超大作になる事は明らかな為、
大ヒットしなければ採算が取れない事も明らかだった。

そうなると、大物監督たちも怖じ気づいて手が出せず、監督役が完全に中に浮いてしまったのです・・

そんな理由で、歴史超大作の監督が当時まだ無名だったコッポラに回って来た最大の理由だったようです。

公開後「ゴッド・ファーザー 」は見事に大ヒットしただけでなく、アカデミー賞において最優秀作品賞・主演男優賞・脚色賞を受賞!

ゴッド・ファーザーPART2 (字幕版)ゴッド・ファーザーPART3 (字幕版)

気を付けろ!「フランシス・フォード・コッポラ」監督のオススメでない作品

ラブロマンス映画「ワン・フロム・ザ・ハート」

ワン・フロム・ザ・ハート 【2003年レストア・バージョン】 [DVD]

ラスベガスを舞台に、倦怠期のカップルの様子を描いたお話。

ありきたりな恋愛モノを、とにかく変わった手法で見せようとしたコッポラの意欲作といった作品だが、これでは流行らない・・ヒットしない映画。

この映画は全部スタジオセットで撮影!
しかも、このセットがコッポラの所有していた巨大スタジオだったのがすごい!
巨匠コッポラが莫大な資金を注ぎ込んで製作したものの、興業的に大失敗!

制作費の元を回収できず結果的に、このスタジオを売る事になってしまった。

最後に

コッポラ監督の作品は、自分の撮りたい映画を撮るための長い長い準備期間と、その実現の瞬間!
その二つに凝縮されています。

コッポラ監督の人生は、すべて自分の映画を作るためだった事が分かります・・