インターネットは世界をより便利なものに変えました。

しかし、一方でインターネットのせいでネガティブな評価を植えられてしまう事も多くなってしまいました。

本日ご紹介する女優は、真にその典型例の一つと言えるのかもしれません。

ある意味ではネット社会の犠牲者として、その名前が有名であったりします。

彼女の名前はキルスティン・ダンストです。

俳優の紹介

1982年に生まれた32歳であるダンスト氏。

育ちはアメリカですが、両親が共にドイツ人である事などから、2011年にドイツ国籍を所得し、今ではアメリカとドイツの国籍を持っております。(その後、両親の離婚を経験したらしいですが、情報が少ないので記事に出来ません)

3歳のころから子役として活躍し、今でも映画・テレビなどメディアを問わずに活躍をしている、かなりのプロ女優です。

その為に代表作を上げれば切りが無く、これをやってみては、という物をほぼやっているあたり、とんでもない女優です。

さて、彼女がどんなネット被害にあっているかと言うと、彼女の一番有名な代表作の一つである「スパイダーマン」にてスパイダーマンことピーター・パーカーの彼女となるメリージェーンを演じた事に由来しています。

なんとgoogleでスパイダーマンと検索すると「スパイダーマン 彼女 ブス」と表示されてしまいます。

おまけにSNSでも、もう10年以上前の映画なのに、いまだにスパイダーマンの女優は不細工と罵られてしまいます。

確かにメリージェーンは、あらゆる意味で最低最悪のヒロインでしたが、彼女は不細工では無いのです!
これだけはキッチリ言いたかったです。

あの映画はサム・ライミが絶望的に女性を美しく見せるセンスが無いだけです!

では、彼女の他の代表作をあげましょう。

スパイダーマン (字幕版)スパイダーマン2 (字幕版)スパイダーマン3 (字幕版)

代表作

上で上げたように彼女の代表作は「スパイダーマン」で演じたメリー・ジェーン・ワトソンですが、彼女の演技力はともかくとして、とにかく最低の映画ヒロインの一人と言っても過言ではありません。

ことあるたびに他に男を作ったかと思えば「あなたが好きよ、ピーター」ととうとうに言い出して、ヒーローとしての責務があるから彼女とは付き合えないピーターを事あるごとに批判します。

さらに作品を追うごとに彼氏を変え、彼らと表向きは付き合いながらピーターを引き留めようとします。

おまけに3作シリーズ揃って必ず人質になる。
という最悪のパターンがあちこちで起こります。

出てくるたびに不愉快になる最低最悪のヒロインを彼女は、むしろ良く演じきったなと感心してしまいます。

ネットでは、そういった事から彼女に対する批判の言葉をブスとして言い換えているのではないでしょうか。

サム・ライミ版スパイダーマンについては1と2は大好きです、
3は・・・残念ながら、まったく面白くありませんでした。

さらに面白い事に、彼女は自身が演じたサム・ライミの映画版に思い入れが強いらしく「スパイダーマン:ホームカミング」をお金の為だけに作られたと暗に否定した事がちょっと話題になりました。

さすがに僕は彼女のファンですが、いくら何でも彼女の発言はちょっと言い過ぎな感じがします。

それに映画は基本お金の為に作られるのは、ほぼ当たり前なんですね。
商売なので。

さて、そんな彼女は他にも、もちろん代表作があります。

ブラッド・ピットトム・クルーズと共演した「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」では吸血鬼少女のクローディアを熱演し、ゴールデングローブ賞にノミネートされています。(かなり美少女です!)

その他にもロビン・ウィリアムズと共演した「ジュマンジ」では魔術をおびたスゴロクに振り回される少女を演じています。(ちなみに、何とあのロック様主演でリメイクされます)

他にも「ヴァージン・スーサイズ」では集団自殺していく美少女姉妹を熱演し、話題をかっさらいます。
とは言え監督のソフィア・コッポラが僕は嫌いですが・・・。

今現在でも海外ドラマ「FARGO」ではギャングの抗争に巻き込まれる主婦を演じ、その演技の幅広さを見せ付けています。

彼女の演技力は確かなのです。

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キルスティン・ダンストならこれを観ろ!おすすめ映画ベスト3!

1位:メランコリア

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心に病のあるコピーライターの女性ジャスティンは新婚ホヤホヤでしたが、披露宴パーティーで母親に意地の悪い嫌がらせをされ、心に傷を負います。

やがてパーティーの最中に馬に乗って抜け出すなど奇行を行い、上司や血縁関係者から失望されます

さらに恥をかかされ自分を捨てた事に怒った、ジャスティンの婚約者も彼女に呆れて去っていきます。

しかし、その後、彼女は天空に何か光り輝く何かを見つけます。
それは何と巨大隕石でした!
地球は終焉の時を迎えていたのです!

と書くと、かなり派手なSFかと思われますが、主眼はあくまでジャスティンと彼女の面倒を見る姉との姉妹愛と、うつ病に見舞われ奇行の多かった女性がまともになって行くという所であり、派手なSFパートはほぼ存在しません。

ある種、変わり種の人間ドラマという部分があります。

キルスティン・ダンストは、この映画でカンヌ主演女優賞に輝きます。
彼女が演じるのは、うつ病のジャスティンです。

しかし、この映画の彼女は本当にすごいです。
彼女に助言を伺おうとする新人の男性を見つけるや否やいきなり跳びかかって逆レイプをします!
さらにヌードまで披露します。
ひょっとすると彼女は結婚が本当に嫌だったのかもしれません。

やがて、やってくる終末を代表する隕石。
そんな物に対しても、あまり興味が無いのか淡々とする彼女。
それどころか世界の終末に向かって疲弊していく姉夫婦を尻目に元気になっていきます。

彼女は隕石を見た事で何か超能力に目覚めてしまったのか、事態を達観していくようになっていきます。

滅びゆく地球を前に混乱し狂乱していく姉に
「地球は終わるの?」と聞かれると
「終わるよ」と淡々に言い、さらに絶望した姉に
「宇宙のどこかに生命体はいないの!?」と聞かれても
「いない」と冷たく言い放ちます。

この世界に希望は無く、救い主もいないという冷酷な事実を突きつけるジャスティン。
しかし、そんな彼女でも若くして死ぬ甥っ子の運命には、かなり同情しており優しく抱きしめる一幕もあります。

滅びゆく世界、そんな世界を前に淡々と絶望的に進んで行く。
そんな映画です。

2位:チアーズ

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アメリカの高校を舞台にチアリーダーにかける女子高生たちの熱い青春を描いた熱血スポコン物語です。

全国大会で優勝を重ねる高校チアリーダー部「トロス」のリーダーであるトア、彼女は新たに転校生を招いて、優勝を目指そうとしますが、転校生はトロスの振り付けがパクリと見抜いてしまいます。

なんと以前のキャプテンが周辺校の演技を隠れてパクリをしていた事が話題になります。

それをライバルチームに批判される彼女たち、トアは何とかして新しい振り付けを考えて戦いに挑まなくてはなりません。

と書くと、かなり王道で燃える話なのですが、この映画で流れたチアダンスを見るだけでもかなり迫力があり、かなり面白いのです。

この映画でキルスティン・ダンストは主人公でありトロスのリーダーのトアを熱演、その明るく健康的な演技力は観ているこちら側を逆に元気にさせてくれます。

この映画で彼女はスターダムへと駆け上がりその後、スパイダーマンに抜擢をされました。

余談ですが、この映画は日本でも影響がありフジテレビのバラエティ番組のキャラの「ゴリエ」にも影響を与え、なんと同じ曲まで流していたのを覚えています。

とは言え出来も何もかも、こっちの方が上ですけどね!(それは当たり前です)

見ているだけで元気になっていく王道のスポコン青春映画、疲れている時に見るのが良いと思います。

3位:スモールソルジャーズ

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おもちゃ会社で制作された二種類の新商品、軍人を中心にした「コマンドー・エリート」そして怪獣たちを中心とした「ゴーゴナイト」。

これらのおもちゃに、もしも軍事用チップが埋め込められ勝手に動きはじめたら・・・
という子供の発想で描かれた映画です。(誉め言葉)

見た目はカッコいい軍人のコマンドー・エリートは勝つためには手段を選ばない冷酷無比な集団であり、たとえその過程で人間がどれだけ犠牲になろうとも、まったく顔色を変えない、そろどころか破壊と殺戮を楽しんでいるとんでもない連中です。

彼らのリーダーであるハザード大佐のモデルは、どう考えてもシュワちゃんで、テレビ版やビデオ版の声優が玄田哲章なのも中々皮肉が効いていて、おもしろいです。

一方のゴーゴナイトは見た目はグロテスクな怪獣ばかりですが・・
主人公である少年と心を通わし争いを嫌い、本当は善玉だったのに会長の手で無理やり悪役にされている。
という悲しい存在であったりします。

製作者側の皮肉とペーソスを感じる、なかなか面白い内容です。
キルスティン・ダンストは、この映画で主人公の彼女であるクリスティを演じますが、これが大活躍をします。

それどころか、気弱であんまり役に立っていない主人公を超えて、あれよあれよとコマンドー・エリートをせん滅していく姿は、タフですらあります。

コマンドー・エリートの開発したバービー軍団に蹂躙されてる主人公を助けバービー軍団を蹴散らす姿は、もう笑いが止まりません。

この頃から彼女は全力投球なのですね。

キルスティン・ダンストでもこれはみるな!ワースト作品

マリー・アントワネット

マリー・アントワネット (通常版) [DVD]

なんとあのマリー・アントワネットを現代のセレブ風に描いた伝説的迷作です。

この映画の監督は、あのソフィア・コッポラなのですが、何と言うか僕は昔からこの監督が大嫌いで、この映画についても同じ事が言えます。

テーマは「誰も知る人のいない異国に、わずか14歳で単身やって来た少女の孤独」だそうですが、それならそれで別の題材を選べば良いのに、なぜ実在のマリー・アントワネットを題材に選んだのでしょうか?

もしかしたら彼女は自分とマリー・アントワネットと恐れ多くも一緒だと思ってるのでしょうか?
とんだ大間違いです。

最後のフランス貴族として激動の時代を生きたマリー・アントワネットと親の庇護の元、ぬくぬくと芸術をやっている自分を同列に語るのは、誇大妄想も良い所でしょう。

この映画はかなり女性受けが良いのですが、おしゃれだから何でも良いという訳ではありません。

僕はマリー・アントワネットについては歴史の授業で軽く触れた程度ですが、もしも、この映画で描かれた事がある程度事実なら、こんな連中は処刑されても、しゃーないなあ、としか言いようがありません。

この映画だけでなく今年でも「ワンダーウーマン」が第一次大戦を舞台にしておきながら英米側に肩入れし過ぎな映画をやっていましたが、歴史というのは軽々しく扱える物ではなく、どうせやるなら「300(スリーハンドレッド)」みたく荒唐無稽にしろという話です。

案の定、この映画はカンヌでブーイングが起き、マリー・アントワネット協会も批判をしていました。
それも仕方ないって話です。

とは言え、やっぱりキルスティン・ダンストは、かわいいですね。
本当に華があります。

まとめ

キルスティン・ダンスト、個人的には大好きな女優さんです。

ここまで書いて来ていてなんですが、本当に彼女は素晴らしい女優なんです。

見た目も不細工だなんて恐れ多い、いったい誰がブスと言い始めたのか理解に苦しみます。

見た目もさながら演技力もほぼハズレなし!
なんと新作がまたやります!
今度はクリント・イーストウッドの「白い肌の異常な夜」のリブートである映画に出演が予定されてます。

とは言え、監督がソフィア・コッポラなのであまり期待していません。

そう言えば彼女はソフィア・コッポラの映画に良く出ていますが、なぜなんでしょうか。
やはり彼女の間でしかない友情みたいなのが、あるんでしょうか。

あと希望があるとすれば、彼女はどちらかと言えば悪女が向いてそうなので若い男に執着してストーカーをしたり、大人の男を手玉に取るような役柄に挑戦して欲しいですね。

年齢も年齢なので、いつまでもアイドルのようなキャラは出来ないでしょう。

スパイダーマンを演じたトム・ホランドとか別のスパイダーマン映画でヒロインを演じたエマ・ストーンなんかと共演するのも面白いかもしれません。