ケビン・コスナーは、米国の映画俳優・映画監督・映画プロデューサー。
1990年の監督・製作・主演を務めた『ダンス・ウィズ・ウルブズ』でアカデミー作品賞とアカデミー監督賞を受賞しました。
ケビン・コスナーのキャリアと魅力
カリフォルニア州立大学フラトン校で経営学を学び、卒業前にサウス・アクターズ・コーポに参加したが短期の就職期間を経て、俳優業に専念する事を選ぶ。
下積みを経て『女優フランシス』で本格デビューするが、出演シーンは決定版でカットされる憂き目をみました。
1987年に『アンタッチャブル』の主演に抜擢され、ショーン・コネリーやロバート・デ・ニーロを相手に正義感溢れる主人公を演じ「ゲイリー・クーパーの再来」と評価され、遅咲きながらハリウッドのトップスターの仲間入りをする。
以降は、監督業やプロデューサー業にも進出し、1990年の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』ではアカデミー賞の最優秀作品賞と最優秀監督賞を授与され、後のクリント・イーストウッドと共に、オスカー監督兼俳優としての地位を得ました。
ケビン・コスナーは、パット見渋くてカッコ良く、いかにも「ハリウッドのスター」という趣があります。
若い頃も良かったけれど、オッサンに突入してからも、ますます格好良さが増しています。
1992年に大ヒットした『ボディガード』は、彼の代表作となっただけでなく、演じたボディガード役は、その後のケビン・コスナーに「何があっても守ってくれる男」というイメージを定着させ、まさに世界中の女性のハートを掴んだという感があります。
私的にランキング!「ケビン・コスナー」出演のオススメ映画
【第3位】危険で激しすぎる愛!「リベンジ」
海軍パイロットを退役後、メキシコの大富豪である友人の屋敷を訪ねた主人公は、危険と知りつつも友人の美しい若妻に惹かれ恋に落ちる。
二人の裏切りに気付いた夫は、メキシコ流の壮絶なリベンジを加え二人の愛を引き裂く・・
出典:https://www.pinterest.jp/
観どころ
カリブ海の灼熱の太陽の下、危険な恋とその復讐劇を描いた本作はコスナーの荒々しい演技がかなり決まっている!
友人の美しい妻に一目惚れ・・
基本不倫映画だが、純粋な愛ゆえに、その激しさは凄まじい。
二人の浮気が発覚した以降のハードな展開と復讐劇は、タイトルの「リベンジ」通り。
もし・・
自分の美しい妻が家に招いた友人に取られ、そのまま二人愛し合う事になったら正に「トンビに油揚げ取られた!」パターンとなります。
お願い!
愛し合う二人を許して!
でも、人妻を演じたマデリーン・ストーの美しさにはコスナーならずとも、その美しさに一目ぼれ!
ホント美しい!❤❤❤
自分も、やはり・・
マデリーンの様な美しい妻を取られたら2人共、許さない事にしました!
【第2位】クライムアクション!「スコーピオン」
エルヴィス・ウイークが開催されているラスベガス。
出所したばかりの主人公は、仲間たちと共にエルヴィスのコスプレをし、カジノの売上を強奪するが・・
出典:http://fragile.mdma.boo.jp/
観どころ
ラスベカスを舞台に、大金を巡って対立する悪党たちの血で血を洗う死闘を描くバイオレンスアクションだが、珍しくケビン・コスナーが冷酷無比な悪役を演じている。
映画予告編は「悪党VS悪党」だが、ケビン・コスナー演じるは看板に偽りなく悪党!
妙に仲間思いだが、仲間の為なら仲間も殺すタチの悪さ!
ケビン・コスナー率いるプレスリーのコスプレ強盗5人組が、カジノをのし歩くシーンは不良オヤジの格好良さを堪能できる。
ラストの「マイ・ウェイ」をBGMに、スローモーションで描かれる銃撃戦は実にインパクトがあり、喜々として悪人を演じているケビン・コスナーは生き生きしています。
【第1位】ロマンチックサスペンス!「ボディガード」
脅迫状が次々と送り付けられる傲慢な女性シンガーを、敏腕ボディガードが警護をする事になるが、険悪な関係から次第に愛情が芽生え始める・・
出典:https://www.u-stat.net
観どころ
この映画は、ホイットニー・ヒューストンとケビン・コスナーのラブストーリーが観どころ!
キュートなホイットニーとクールなコスナーのバランスが実に良い!
コスナー演じるボディガードは、公私混同を良しとしないポリシーの仕事人。
なのに、展開が進む内に公私混同をしまくるボディガードさんなのです。
まあ、そんな直情的な部分がロマンチックさと評価され、映画は大ヒット。
劇中で歌う、ホイットニーの歌がこれまた素晴らしい!
ホイットニーの歌が良いから映画も良くなるのか、映画が良いから歌も良くなるのか?
ついでに主題歌も大ヒット!
ケビン・コスナーのカッコ良さと、ホイットニー・ヒューストンの歌唱力が、その一因である事は間違いない。
特に、ラストで二人が結ばれるハッピーエンドではなく、それぞれが自分の世界に戻る決別のシーンが、この映画の格を上げています・・
ラストが余韻の残る映画でした。
気を付けろ!「ケビン・コスナー」出演のオススメでない作品
SF小説の映画化「ポストマン」
戦争で荒廃した近未来の世界。
人々は独裁者が率いるテロリストに怯えながら暮らしていた。
ある日、テロリストから逃れた旅の男は偶然、郵便配達の車を見つけ、ポストマンとなる。
莫大な製作費がかかっている為、派手なシーンがあるものと期待していたが・・
最後まで、何も起こらない肩透かしには驚き!
ストーリーも地味で、当時気鋭の脚本家を二人も起用しながら、何故ここまで醜い内容になったのかが不思議?な映画でした。
最後に
ケビン・コスナーは、これまで良きアメリカ人の役柄を多く演じてきました!
これからも熟成された渋い演技を、披露してくれる事でしょう。