ハリウッドというものは、ある意味魔物といってもおかしくはありません。

今回紹介する、ある程度の俳優さんたちが困難を経験しつつも、何となく生き残っているのに大して、今回紹介するデミ・ムーアは割と本当に過去の人になってしまった節があります。

俳優の紹介

1962年生まれの55歳である彼女、ロズウェル事件で有名なニューメキシコのロズウェルで生まれます。

しかし、何かと迷惑行動を起こしがちな両親の元で育った彼女は、16歳で家を出てモデルになります。

彼女の母親は逮捕歴があり、彼女が生まれる前に結婚後二か月で離婚したといわれています。

その後、美貌をいかしてソープオペラ(昼ドラ)に出演しますが、と同時に麻薬を覚えてしまい、複数のドラマで撮影中に使用して追い出される寸前までいってしまいます。

その後1980年代~1990年代にかけて「第七の予言」や「ゴースト/ニューヨークの幻」などに出演し、高い評価を浴びていきます。

その最中になんと、あのブルース・ウィリスと結婚をして子供を産みますが、その後離婚して、なんと年下の俳優アシュトン・カッチャーと結婚をします。

しかし、悲しいかな若い男と付き合うのは彼女にとって悲惨な結果にしか、ならなかったと思います。

フランスの大統領のマクロンさんが年上の妻をもって有名になりましたが、大抵の場合こういう若い男の本当の狙いは財産だったりします。

当然、アシュトン・カッチャーとの結婚は彼の浮気により破綻し離婚。
現在カッチャーもデミ・ムーアも揃って、業界からは干されている状況にあります。

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代表作

なんといっても「ゴースト/ニューヨークの幻」になりますが、これらについてはベストで語りたいと思います。
これ以外で代表作をあげるとすれば「ノートルダムの鐘」でしょう。

名作小説「パリのノートルダム」(元々はノートルダムのせむし男という名前ですが、この表現は差別にあたるので、もう使われていません)をディズニーがアニメ化した本作ですが、他のディズニーアニメ映画と違い、かなり陰惨な内容で、悪役は世界征服や壮大な野望がある悪役ではなく、女々しくみみっちい老人でしかない、というなんとも生々しいキャラだったのを覚えてます。

この映画で彼女はヒロインになるジプシーを演じ、一部のキャラを除けば出てくる全員から愛されるという罪な女を演じております。

しかし、あまりにも暗い内容なので興行成績では冴えず、ヒットには至りませんでした。

その他にも、いろんな映画に出ていますが悲しいことに彼女の映画は、ほとんどラジー賞候補作品が多かった印象があります。

「素顔のままで」では子供のために働く元FBIのストリッパーを演じますが、これも不評でした。

ロバート・レッドフォードと共演した「幸福の条件」という映画もありましたが、これもラジー賞に輝いてしまいました。

とはいえ駄作ばかりではなくマイケル・ダグラスと演じた逆セクハラ騒動を描いたサスペンス映画の傑作「ディスクロージャー」もあります。

とはいえ、被害者がマイケル・ダグラスなので、観ていてあまり可哀相に見えて来ないという欠点もありますが(笑)。

何だかんだで作品を選ばない、そういった姿勢があったのは間違いないですが、あまりにも見境が無かったのかもしれません。

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デミ・ムーアならこれを観ろ!おすすめ映画ベスト3!

1位:ゴースト/ニューヨークの幻

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日本でも大ヒットをしたラブストーリーの名作です。

いまだに、この映画の主題歌はテレビでもよく流れているほどの名ナンバーになっています。

たとえ殺されて幽霊になっても、彼女を守り続けるという男の究極の愛を描いた本作。

ただのラブストーリーでは終わらず、怖いところは怖く、そして笑えるところは笑えて、またサスペンス要素まであるというなんとも贅沢な本作。

デミ・ムーアはこの映画で大ヒットを飛ばしますが、良くも悪くもこの映画は彼女自身のベスト映画だったなと思います。

この映画で彼女は最初はおびえつつも、最終的には彼を認め姿が変わっても愛し続ける女性を演じます。

以前、霊能者の人とお話をしたことがありますが、この映画で悪人が地獄に連れていかれる描写は割とリアルらしいです。

他には日本のホラー映画の「降霊」のファミレスのシーンなんかもリアルらしいですよ。

何だかんだで、よくよく考えれば王道のホラー映画でありラブストーリーでもある本作。

やはり問答無用で彼女の関わった映画のベスト1だといえるでしょう。

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2位: GIジェーン

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リドリー・スコット監督で描かれた本作。

女性の社会参加がうたわれる今のご時世では、珍しくない事になってしまっているかもしれません。

フェミニストの議員の進言で、事務系から実戦に向けて送られる事になってしまったアメリカ軍の女性大佐。

彼女が送られるのは、地上最強といわれた「ネイビーシールズ」の養成所でした。

そこで頭を刈り上げられボコボコにされ差別され、くそみそに言われながら立ち上がる彼女のサクセスストーリーを描いた本作。

公開された1990年代では珍しい光景でしたが、今の時代では女性兵士が中東に送られる事は、さほど珍しい事では無くなっています。
『アシュリーの戦争』という本でも有名ですが女性だらけの部隊まであります。

本当にボコボコにされてる彼女が可哀相で見ていられなく
「やめてあげてよぉ!」
と言ってしまうかもしれません。

ラジー賞を受賞している本作ですが、僕は好きだったりします。

アシュリーの戦争 -米軍特殊部隊を最前線で支えた、知られざる「女性部隊」の記録

3位:ア・フュー・グッドメン

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ジャック・ニコルソントム・クルーズ、そしてケビン・ベーコンといった豪華キャストで描かれた裁判映画です。

大体のサスペンス映画は民事だったり刑事裁判だったりするのですが、この映画は何と珍しく、軍隊内で起きたパワハラ問題に対しての映画だったりします。

トム・クルーズは主人公の熱血弁護士を演じ、ジャック・ニコルソンが悪役の将校を演じる本作。
この映画で、彼はいつものキレ芸をみせてくれます。

日本の自衛隊でも、こういった事はかなり多くあるらしいですが、普通の弁護士では介入できないでいます。

さらに、この映画に関係ありませんが、自衛隊相手に麻薬を卸したり自衛隊もまた銃を売ったり、ということが実はかなりありますが、警察も弁護士も介入できません。

つまり、この映画で行われてるパワハラも日本の自衛隊では、ほぼ治外法権もしくは秘密で行われてるのでしょう。

悪役の将校が「お前には真実がわからん!」と叫ぶ一幕、それは理想や正義や愛国心だけでは軍隊は統治できないという、悲しい現実なのかもしれません。

この映画で彼女はヒロインの弁護団の一人として出てきます、白い軍服がかなり似合っていて、かっこいいですよ!

デミ・ムーアでもこれは観るな!ワースト作品

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

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残念ながらデミ・ムーアはおろか、主人公3人を演じた役者のキャリアや監督のマックGのキャリアも終わらせてしまった本作。

大ヒットした名作ドラマ「チャーリーズエンジェル」の映画化作品の続編である本作。
しかし、その魅力はグレードダウンしたといって間違いないでしょう。

すべてにおいて魅力に欠けた本作を誰が救えたのでしょう。

まず、彼女らの相棒だったボスレーは突然黒人になっており、前作では魅力的だった悪役のクリスピン・グローバーが善人になったりと、かなりガッカリさせられます。

デミ・ムーアが悪役をやることでも話題になった本作ですが、なんとラスボスではありませんでした。

エンジェルで有名女優を起用している割には、印象に残らない扱いなので、かなり不満の残る映画です。

この映画は当然大コケをしてしまい、この映画がきっかけで彼女のキャリアも完全に終わってしまいました。

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まとめ

ここまで言いたい放題に書いてきましたが、実は活動をテレビに移している模様です。
最近はテレビの方が良いのかもしれません。

とはいえ、彼女を救う手段はいくらでもあるのです。
例えばブルース・ウィリスと共演してみてはどうでしょうか。

離婚したとはいえ、もう関係も修復している頃合いでしょう。
娘も役者をしているらしいので、親子共演でもかまいません。

何だったら彼女の激しい人生を、そのまんま映画化しても悪くはないかもしれません。
彼女の人生は、ある意味下手な映画より面白いのです。

と書くとバカにしているように見えるかもしれませんが、これは本音です。

やはりハリウッドというのは政治的に正しいだけじゃ面白くない。
恐ろしいところや皮肉なところがあってこその芸能界です。

という意味では彼女は決して死んだわけではない。
いくらでも復帰するチャンスはあるのです。