今現在、未来のアクションスターとして成功と活躍が期待されている一人がいます。

その名前はデイブ・バウティスタ。

プロレスに詳しい人間なら「バティスタ」という名前でピンとくるかもしれません。

実は僕も「バティスタ」と書くのが馴れているので、今回の記事でもバティスタとして表記させてください。

俳優の紹介

1969年にフィリピン人とギリシャ人の間で生まれた彼、しかし幼いころに両親は離婚してしまい、双方の家をたらいまわしにされて育ちます。

ボディビルダーを目指しましたが挫折して酒場の用心棒になります。

プロレス一家として知られる「アノアイ一家」のプロレス道場に入門、その時はなんと29歳近くだったといわれています。

WWFだったころのWWEに入社してプロレスラーとしてのパフォーマンスを磨いていきます。

そして、2002年一軍に昇格し、バティスタというリングネームに変更します。

初期は宣教師キャラだったディーボンの子分役でしたが、その後、当時悪役として猛威を振るっていたエヴォリューションのボディーガードを演じ3年ほどその猛威を振るいます。

しかし、2005年にずっと兄貴分だった悪の総大将トリプルHから、ロイヤルランブルで優勝したことを妬まれてからは関係がギクシャクして、ついに抗争に発展します。

さらに、同年のレッスルマニアで彼から世界ヘビー級王座を奪い取ると、一気に団体の主役として活躍をします。

やがて、2008年のレッスルマニアには彼自身のキャリアの最高傑作とも言って良い「無敗」のアンダーテイカーと一騎打ちを演じ、敗北するものの高い評価をあびます。

彼の魅力はなんと言っても、そのパワー溢れるファイトスタイル、若いころは当時200㎏以上あった超大型レスラーのビッグショーを軽々と持ち上げ、投げ飛ばすという怪力を見せていました。

上で語ったアンダーテイカー(身長208cm 体重130kg)相手にパワーで互角に並ぶ怪物ファイトをみせて、人間同士の戦いというより巨大な恐竜同士の戦いのように見えました。

その後2010年以降は俳優に転向、一時的には2014年にリングの世界に戻ってきましたが、ファンからの心無いブーイングを受け、傷ついたバティスタは映画業界に姿を消しました。

しかし、現在俳優としてのキャリアを成功させている彼。

正直プロレスラーとしては、やや技術に劣っていたので彼には俳優として、このままがんばっていて欲しい反面、戻って来て欲しいのもファン心理といったところでしょう。

代表作

彼自身は俳優としてのキャリアを発揮したのはここ数年のことです。
したがって代表作をあげると近年の映画ばかりになります。

まず、彼を大スターにしたのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ですが、これについてはベストの方で語るので割愛させていただきますが、続編の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」でも出演します。

今年に公開される「アベンジャーズ:インフィニティウォー」でも出演が予定されているので、ぜひ公開を楽しみにしてください。

それ以外であげるなら「ブレードランナー 2049」で演じたレプリカントのサッパーでしょう。

主人公のKを怪力と巨体で追い詰める、その姿は圧巻の一言。

かつてのWWE時代で得意にしていた
「どこか哀愁を帯びるマッチョマン」
というキャラクターにまさしくピッタリな存在でした。

またヴィン・ディーゼルと共演した「リディック: ギャラクシー・バトル」では残酷な傭兵を演じていましたが、ここでの荒々しさと人間臭さが混じっていたキャラクターはWWEに在籍していたころ、ヒールだった時の彼にダブっていました。

映画では無い物であれば、彼の特集が詰まったDVD「バティスタ~アイ・ウォーク・アローン~」では彼の人間性がわかると思います。

リングの世界や映画の世界で見せるタフガイや怪物とは違い、本当の彼はたった一人の紳士なのです。

ブレードランナー 2049 (字幕版) リディック:ギャラクシー・バトル(字幕版) WWE バティスタ アイ・ウォーク・アローン [DVD]

デイブ・バウティスタならこれを観ろ!おすすめ映画ベスト3!

1位:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(字幕版)

アメコミ映画の人気作です。

マイケル・ルーカーの時も触れましたが、決して「大人気アメコミの映画化」ではありません。
しかし、ジェームズ・ガンの才能に改めて脱帽せざる負えない本作。

あまり人気も無く、マニアでも知ってる人間が、わずかしか居なかった「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を見事に換骨奪胎にした本作は、あのスピルバーグすら認める冒険活劇の名作になっています。

楽しかった1980年代のインディ・ジョーンズのような冒険絵巻のSF版であり、「スターウォーズ」や「スタートレック」に肩を並べてもおかしくないスペースオペラの大傑作なのですが、僕は観たとき思い出したのは「ファイナルファンタジー5」や「ファイナルファンタジー6」のような1990年代の懐かしく楽しい泣けるJRPGだったりします。

しかし、残念ながら本作はケフカやダースベイダーといった大物悪役は出て来ず、どこかしょうもない中間管理職を彷彿とさせる悲しい悪役だったりします。

そこがたった一つの弱点ですね。

今作でバティスタが演じるのは、怪力無双の暴れ者のドラックスです。

悪役である邪神王サノスに家族を殺され復讐に狂った男ですが、どこか愛嬌があり、頭が良くないドラックスをバティスタは魅力的に演じています。

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2位:007 スペクター

007 スペクター (字幕版)

あのジェームズ・ボンドの現時点での最新作です。
今作でボンドは宿敵であるスペクターに、ついに戦いを挑みます。

演じるダニエル・クレイグは本作が最後といわれていましたが、やる気になったのか降板をキャンセルし、新作にも出演することが決まりました。(ヤッター!)

今作でバティスタが演じるのは寡黙で怪力の殺し屋であるMrヒンクス。
見た目は正直ただのおじさんですが無茶苦茶強く、目つぶしだけで人を殺します。

また、この目つぶしのシーンが本当にえげつない。
プロレスラーとしての彼に親しみを感じた僕でさえ、血の気が失せるかのような残酷描写にあぜんとします。

さらに劇中での格闘シーンでは、ボンドをボコボコにする圧倒的戦闘力をみせます。

ここのシーンもカッコよく
「プロレスをなめんじゃねえ!」と暴れまくるのが印象的です。

しかし、ただの寡黙な暗殺者ではなく、マヌケで愛嬌があったりするのが印象的。

残念ながらラスボスではありませんが、かなり印象的だった彼。

こういった表現が出来るからこそ、彼は世界一のプロレス団体でメインで活躍出来たのです。

3位:アイアン・フィスト

アイアン・フィスト (字幕版)

19世紀の中国を舞台にした、若干ファンタジーの入ったカンフー映画である本作。

タランティーノがプロデュースをしている事もあり、様々な娯楽が一気に混ざったような本作。

マフィア同士の抗争が絶えない村を舞台に、マフィアによって両腕を奪われた鍛冶屋の男が復讐のために鉄の両腕を手に入れ、戦いに挑むという王道の内容。

鍛冶屋は黒人だけど、この際気にしない!

ここで彼が演じるのは、やっぱり悪役で最強の殺し屋である金剛ことブラスボディです。

全身を真鍮に変えることが出来る彼、スペクターのヒンクスもかなり強く、まるでターミネーターみたいだったのですが、ここで演じる彼はまるでメカゴジラとターミネーターが混ざったような強さです。

なんと言うか、いろんな意味でやり過ぎです!

カンフー映画のスターたちが出てくる本作の中でも、圧倒的で最強の存在を演じます。

ちなみにラッセル・クロウまでなぜか出てくる本作。

デイブ・バウティスタでもこれは観るな!ワースト作品

ライジング・サン ~裏切りの代償~

ライジング・サン 裏切りの代償 [DVD]

バティスタが俳優として活動した初期のころの映画です。

しかし、ここで出てくる彼はややしょうもなく油の乗っていたころで、髪もあり、なかなかハンサムなのに役柄としては、かなりしょうもなく弱いというなんとも微妙な役柄。

やはり元レスラーは、その筋肉ボディを活かさなきゃダメでしょう!

まとめ

余談ですが、プロレスラーとしての彼の人間性を高く評価する人が多く、ファンからは不評でも関係者の多くは彼を尊敬してる人もいます。

あるレスラーと抗争中だったバティスタは
「俺が毎日勝ってばかりなのもダメだろ」
といって、負けるシナリオに書き換えた事もあるほどのナイスガイだったりします。

しかし、そのハンサムな見た目とタフガイの体に惹かれた女性レスラーの多くと、男女の関係に発展したことがあり、それが原因で揉めたこともあるとも言われています。

ついたあだ名は「性欲兄貴」です。

かつて野獣の名前をとったバティスタは、夜のリングでも暴れん坊だったのでしょうか。

と冗談を言いつつも実は、かなり俳優デビューの段階が遅かったんじゃないかなと思っています。

もう年齢も50歳ぐらいで、そろそろお爺さんに入ってきてるし、彼の映画デビューがもっと早ければ、往年のシュワルツェネッガーに勝るとも劣らないアクションスターに成れたのかなと残念でなりません。

ですがレスラーの成功はうれしいし、単純な筋肉キャラに当てはまらない魅力があるので、このまま頑張って欲しいというのが本音。