僕が個人的にかなり憧れていて、尊敬していた一人に上がる監督を今回紹介させていただきたいと思います。

悲しいかなキャリアがストップしているこの人、いずれはどこか違う場所で復帰をお願いしたいと思っております。

1990年代~2000年代には誰もが知ってるであろう「ハムナプトラ」「ザ・グリード」の監督です。

僕は彼の作る映画が大好きでした。

生い立ち

1962年オハイオ州に生まれミネソタで育つ彼は、その後俳優を通じてバンド活動のマネージャーとして活動を行います。

その間、小銭稼ぎ程度のために舞台劇を行い活動をしていると、その後帰国。

そこで映画学校に通い、多くの出会いを経験します。

そこで氏が愛する俳優エロール・フリンのよる活劇映画の再生を夢にします。

この時、彼の人生はある意味では決まったのかもしれません。

その後ディズニー制作で描かれた冒険映画「ジャングル・ブック」に任命。

話題には恵まれませんでしたが、中々面白かった記憶があります。

その後「ハムナプトラ」シリーズでヒットメイカーになりますが、2010年代に入ってからはヒット作に恵まれずディーン・クーンツ原作の「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」を製作するもののヒットには至らず、その後の作品も決まっていません。

アドベンチャー映画の製作がうまく、ほどよいスリルとグロ描写とアクションの融合がかなりうまい人でした。

しつこくないコメディとマニアック過ぎないアクション、そして大見せ場を常に用意するサービス精神。

ハリウッド映画らしい映画を作るのがうまい人ですので、次の映画はいつかと待っているのですが・・・。

映画チラシ 「ジャングル・ブック」監督 スティーブン・ソマーズ 出演 ジェイソン・スコット・リー、ケーリー・エルウェス、リナ・ハーディー オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(字幕版)

代表作

やはり「ハムナプトラ」シリーズになるでしょう。

彼はかねてより自分が好きだったユニバーサルホラー映画のモンスターを再生することを理想としていましたが、この作品で選ばれたのは「ミイラ男」でした。

その後、ユニバーサルは勢いづいて「2」や番外編の「スコーピオンキング」などを製作していきましたが、どれも1ほど面白くは無かった記憶があります。

余談ですが、彼は日本の特撮映画にも興味があり「モスラ」をハリウッドリメイクしたがっていましたが、今はその企画がどうなっているかは分かりません。

もしも彼が製作するなら、かなり良い意味で狂った映画になっていたでしょう。

スコーピオン・キング(字幕版) スコーピオン・キング2 (字幕版) スコーピオン・キング3 (字幕版) モスラ3部作 Blu-ray(3枚組)

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1位:ザ・グリード

ザ・グリード [DVD]

この映画の名前を知っている人も多いのではないでしょうか?
かつて日曜洋画劇場で狂ったようにやっていた本作。

しかし、ビデオ化はしてるけど、なんとDVDは絶版になり、ちょっと前まではnet flixで流れていたのに、もうやらなくなっています。

オンデマンド配信万歳の風潮がツイッターやネットではありますが、期間が過ぎたら配信しなくなるのは、さすがになんとか止めて欲しいところではあります。

この映画のシナリオは豪華客船に突如、謎の人食い深海怪獣が襲撃して、何千という客やスタッフが食い殺されてしまいます。

そんな客船に侵入したのは現代の海賊たち。
(そこにはワンピースの如きロマンはなく、ただの泥臭く下品な強盗連中だったりします)

そこで怪獣に遭遇し無残に殺され食われまくっていく彼ら、果たして生き残ることはできるのか!?
という王道のホラー映画です。

ただのホラー映画ではなく、出てくるキャラも下品だったり、人間臭かったり、主人公は悪党ながら憎めない良い男だったりします。

テレビ版の吹き替えも、かなり出来が良く、この吹き替えを収録したDVDをどこかで出して欲しいのですが、どこかでやってくれないでしょうか?

2位:ハムナプトラ/失われた砂漠の都

ハムナプトラ失われた砂漠の都 (字幕版)

上であげた「ミイラ再生」を現代風にリメイクしたアクション大作映画です。

悲恋の末、殺されて死んでしまった高僧イムホテップが現代に蘇り、多くの人間を殺しながら世界を滅ぼそうとします。

そこにうっかり遭遇してしまった冒険家と仲間たちは、これを阻止すべく闘うという内容。

その後シリーズ化されますが、本作品がやはり一番面白いでしょう。
というのも「ハムナプトラ2」以降はホラー色が無くなっていったのが最大のネックだと思います。

この映画にはミイラや人を貪り喰らう殺人昆虫など様々な脅威が出て来ますが、「2」以降はギャグに走りすぎて、そういった物が無くなっていったのも原因の一つと思われます。

さらにトム・クルーズ主演で「ザ・マミー」という映画としてリブートされていますが、これも出来は散々なものだった記憶があります。

ちなみにイムホテップという人物は実在していますが、役割は僧侶というより科学者に近く、ファラオの娘と恋愛を繰り広げたという話も創作であったりします。

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3位:ヴァンヘルシング

ヴァン・ヘルシング(字幕版)

「ハムナプトラ」シリーズで勢いづいた彼の、次の映画であった本作。

ミイラ男の次に選んだのはドラキュラ・狼男・フランケンシュタインという御三家でした。

内容はかなり面白かったのですが、ヒットはあまりせず、作られるはずだった続編シリーズも打ち切りになってしまったという不遇の作品。

どっちかと言えばヒュー・ジャックマンはウルヴァリンよりこっちの方が好きだったりします。

(ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンは背が高いし上品すぎる感じがします。
個人的にはメル・ギブソンにやって欲しかったりします。)

その後、PS4で「The Incredible Adventures of Van Helsing」というゲームが作られますが、ここ出て来るヴァン・ヘルシングが、まんまこの映画のそれだったりするので意外と人気があったりします。

話の内容はドラキュラの世界征服計画を止めるべく、怪物ハンターのヘルシングがやって来るというもの、内容はシンプルなのがいいですね。

余談ですが、この映画のDVDについてくる音声解説がかなり面白いです。

ドラキュラ・フランケンシュタイン・狼男の御三家を演じた役者がそれぞれ音声解説をしてるのですが、途中で退席したフランケンシュタイン役の俳優をドラキュラ役と狼男役の俳優が
「あいつが居なくなって清々した」
「やつは息が臭いし、わがままだし大嫌い」
と悪口大会を始めてしまいます。

こういうのがあるからDVDを買うのはやめられません。

スティーブン・ソマーズでもこれは観るな!ワースト作品

GIジョー

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大人気アメトイ「GIジョー」を現代風にリメイクした本作。
しかし残念ながら、その出来は劣化した「007」といった感触。

ちなみに、この映画は後にスターになるチャニング・テイタムやジョゼフ・ゴードン・レビットが何と出演しております。

さらには、あの韓国の大スターであるイ・ビョンホンまで出て来ます。

しかし役者は良くても、できた映画が「007」のダメなリメイクではチョットお話にならないです。

さらにラジー賞の作品賞まで受賞してしまい、彼のキャリアに大きなダメージを与えてしまった印象があります。

まとめ

最近すっかり表舞台に出て来なくなってしまったソマーズ監督。
なんと2013年の「オッド・トーマス」以降その姿を見せていません。

失敗は些細なものなので、復帰作を作って欲しいものです。

例えば、今度公開するスターウォーズの番外編「ハンソロ」なんかは、彼にこそピッタリな映画だと思います。

アメコミ映画なんかでも彼なら、すんなりそこそこ面白い映画を作れると思うのです。

例えば「ヘルボーイ」なんかは彼だと、かなり面白いのが出来るかもしれません。

いずれにせよ、世界中に居るであろう「スティーブン・ソマーズ平和党」(そんなのがあったのか?)の一員として、彼の復帰を待っております。

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