何でも出来る俳優って素晴らしいですよね。

今、ハリウッドで最も話題を集めているカメレオン俳優といえばまさしく「クリスチャン・ベール」さんでしょう。

以前に何度かネットニュースやテレビのバラエティでも「映画ごとに体系ごと変える俳優」として有名なのがこのクリスチャン・ベールさん。

顔はハンサムなのに何が彼をここまで演技への情熱に駆り立てるのでしょうか?
ある種の狂気を感じさせます。

王道なキャラやイケメンから狂気に狂った悪役までできるのがこのクリスチャン・ベールさんの魅力ですね。

では、今回はクリスチャン・ベールの演技を楽しめる私的なベスト映画とワースト映画を決めちゃいたいと思います。

俳優の紹介

クリスチャン・ベールさんは1974年1月イギリスに生まれた43歳です。

生まれはウェールズですが、本人いわく「生まれた地がウェールズであって、ウェールズ人ではなくイングランド人だ。」ということらしいです。

日本でいえば生まれた地が大阪であって、大阪人じゃなくて両親が東京にいるから東京人だという感じでしょうか?

父親はデビット・ベールは元パイロットであり、母親は元サーカスのダンサーであり、祖父はコメディアンという圧倒的な血筋で育っていました。

その後、彼もまた母や祖父と同じようにエンターテイメントビジネスの道へと向かっていきます。

その後、10歳で演劇学校に入り数多くのCMや舞台劇を行い経験を経てなんと1987年に公開されたスティーヴン・スピルバーグの「太陽の帝国」で主演を演じ高い評価を浴びます。

その後も「アメリカンサイコ」で狂った青年ビジネスマンを演じ、「マシニスト」では1年間寝ない男を演じ高い評価を得ます。

そこではなんと50kgにまで減量してしまいました。
さらにそのあとに控えていた「バットマン・ビギンズ」では86kgにまで増量。
当時のマスコミからは「ファットマン(太った男)」と揶揄されてしまいます。

と、ここまでかけば普通の俳優ですが、そんな彼も不祥事をよく起こします。

2008年7月、彼は母親と姉に対する暴行の容疑で逮捕されました、これについては不起訴になりました。

実際は姉と母を罵倒し突き飛ばしただけらしいですけど、それだけでもおそらくダメだと思うのですが、さらに同じころターミネーター4の撮影地で監督にマジギレし罵詈雑言を飛ばすのがマスコミにバラされてしまいました。

このように私生活ではちょっと問題のある人ではあります。

太陽の帝国 (字幕版)

代表作

そんな彼を一躍人気俳優にした代表作はおそらくクリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト三部作」であるでしょう。

アメリカンコミック「バットマン」を原作とする同シリーズでリアリティをもって描かれてることで原作ファン内外に高く評価されアメコミ映画の中では文句なしでベストという人もおります。

この作品でクリスチャン・ベールはバットマンを演じました。

「バットマンビギンズ」「ダークナイト」「ダークナイトライジング」からなるこの三部作シリーズですが、あんまりにも役作りに執着するあまりバットマンの時の声はかなりぼろぼろでかなり海外ではネタにされています。

とはいえブルース・ウェインの悩める青年実業家はどこか母性本能をくすぐってしまうという一面があります。

ただヒーローとしてみたらやや頼りないかもしれません。

しかもこの映画あんまりクリスチャン・ベールは目立った演技をしていないので、彼の演技を楽しむなら別の映画のほうがいいでしょう。

ということで次の項目で彼のベスト映画とワースト映画を紹介したいと思います。

クリスチャン・ベールならこれを観ろ!おすすめ映画ベスト3!

1位:マシニスト

機械工のトレバーは原因不明の不眠に襲われていました。

あまりの不眠のあまり1年ほど眠れず毎日毎日が眠れない日々を繰り返し疲労困憊が蓄積していく彼、今では彼は50kg前後にまで痩せこけていました。

徐々にストレスをため、幻影をみていく彼。

新人の溶接工に嫌がらせを受け苦情を言いに行くが上司から「そんなやついないぞ」とあっけにとられてしまう。

ここでクリスチャン・ベールはガリガリに痩せこけていく男を演じ、なんと実際に体重が激減していった模様。

なにをしたかといえば1日ツナ缶とリンゴのみの食事をとり続け一気に痩せてしまったそうです。

クリスチャン・ベール以外にもマイケル・アイアンサイドやジェニファー・ジェイソン・リーなど演技巧者がいますが、この映画はベールの独壇場。

ガリガリに痩せ不眠に苦しむ男の狂気を描いた名作です。

オチも驚愕、観終わったら不眠症がうつるかもしれない文字通り「悪夢の映画」です。

2位:アメリカンサイコ

ニューヨークの投資会社で勤めるパトリック・ベイトマンは公私問わず人気者。ハンサムで仕事のできるホワイトカラーの営業マンでした。

しかし、どこか充ち足りない彼は夜な夜な外に出ては娼婦をナンパしては殺す連続殺人鬼でもあったのです。

この映画での彼は体を血にぬらし雄たけびを上げて人々を殺していく文字通りの「殺人鬼」です。

しかし、そのなかで彼を動かしているのは充ち足りない思い、つまり承認欲求です。

このころから非常にうまかった彼はイケメン営業マンである顔と狂気的な殺人鬼の顔をもっております。

そんな彼を待ち受ける衝撃の最期は?

おそらく理屈では理解できないかもしれませんが、観終わった後何か嫌なものが残る文句なしの傑作です。

3位:パブリック・エネミーズ

伝説的な強盗のジョン・デリンジャー、彼は犯罪者でありながら民衆の英雄になっていきます。

事態を重くみたFBIの長官はエリート捜査官を派遣し彼の逮捕に汗をかいていきます。

ここでの彼は主人公デリンジャーのライバルともいえるFBIの若手捜査官を演じます。しかし、所詮現場の責任者でしかない彼は上司と現場の板挟みになり苦労していきます。

先に上げた二作とも違い、正義の側にいるのに眉間にしわを寄せ苦しむ彼は見ていられません。

上司からつるしあげを食らい、世間からは犯罪者を追いかけているという普通の職務を全うしているだけなのに叩かれてしまう。

最終的にはなんと自殺してしまう。可哀そうなキャラを熱演しています。

どうしようもないキャラに定評のあるクリスチャン・ベールの「どうしようもない芸」の極致でもあります。

さらに運の悪いことに相手役がジョニー・デップなので影が薄いのが、なおさら薄くなってしまうのがさらに芸風を高めてしまう。

ただの奇人変人専門ではなく凡人もできるのが彼の良い所でもあるんですね。

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1位:サラマンダ―

巨大なドラゴン怪獣のサラマンダ―が恐竜時代から蘇り、世界中を覆い尽くしてしまったという怪獣映画+世紀末SFというめちゃくちゃ面白くなるはずの内容なのになんというか退屈。

というか怪獣が文明を滅ぼす過程が面白いのが怪獣映画なのにそこを省くのはどうなのという内容なんですが・・・。

クリスチャン・ベールは崩壊した人類文明側のリーダーですが、またこれが何とも頼りない。

タイマンの喧嘩ではマシュー・マコノヒーにボコボコにされるわ、
ほぼ良い所はジェラルド・バトラーにとられるわ、
映画も面白くないので眠たくなってくるわ、
で非常に苦痛な内容です。

化学兵器や核兵器も通じないはずなのに弓矢で死ぬドラゴンって都合が良すぎでしょう。

2位:シャフト

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黒人刑事シャフトの活躍を描いた刑事映画です、主演はなんとサミュエル・L・ジャクソン。そのくせに何と言うか地味な映画です。

この映画でクリスチャン・ベールは嫌な大富豪の息子役をやっているのですが、いかんせん情けないです。

というか悪役は悪役でも楽しそうに悪い事をすればいいのですが、眉間にしわを寄せて、しかめっ面でこりゃだめだなという感じです。

悪役はせめて楽しそうに悪事をしてくれた方が、見ていて楽しいです。

立ち位置も黒人を否定してるくせに復讐のためなら黒人ギャングと手を組むブレブレな人で割とへタレな役です。

映画が面白ければ良いのですが、別にコレと言う所もなく印象的な場面も無く終わるので、眠たいときの睡眠導入剤としては割と丁度良いかもしれません。

3位:ダークナイトライジング

 やたらとマニア受けはいいダークナイト三部作の最終作です。

これを書くと怒られる方がいるかもしれませんが、正直この映画はあんまり好きじゃあないです。

というのもバットマンはあんまり活躍しないし、
悪役のベインがしょーもないし、
ブルース・ウェインが何であんなに、しょぼくれていたのか分からないです。

クリスチャン・ベールは大体この三部作では役立たずなバットマンで、子供のころからバットマンファンである自分としては嫌なものを見たなという感じで見てられませんでした。

ビギンズのころは頼りないのは20代の青年だからで許せますが、それから15年経っているハズなのに成長ないとか、何をやっているのか分かりません。

クリスチャン・ベールのバットマンもカッコ良くはありません、そもそも活躍しないです。

声は相変わらず変な声だし、弱いので何がしたいのか分かりません。

まとめ

アメコミヒーローから殺人鬼、はては不眠症に悩む労働者まで演じるカメレオン役者のクリスチャン・ベール。

その仕事の選ばなさや仕事に合わせて体系を変えるプロっぷりには脱帽ですが、このベールさんは映画によっては、あんまり目立たなかったり、他の俳優に存在感を取られてしまう事が多かったりします。

基本的にそういうへタレな所が魅力ではありますね。
完璧な超人だと、あんまりにも面白みがないじゃないですか。

個人的にはバットマンのようなカリスマ的なキャラよりも小市民や殺人鬼、へタレな役のほうが感情移入が出来て好きです。

割とバットマンのヒットでカッコイイキャラを任される事が多いですが、またマシニストのような神経質で発狂しちゃうアングラな役を期待しております。