以前の記事で、今現在ハリウッドでは「戦う女性」がブームになって来ていると語りました。

ここ数年ですが、そのアイコンとして次世代のスーパースターを担われている女性がいます。

その名前はシャーリーズ・セロン。
日本でもシャンプーのラックスなどのCMでもお馴染みの人です。

すっごい美人ですね。

俳優の紹介

1975年、南アフリカ生まれの42歳の彼女。
意外と年齢を食っていますが、それを感じない美人ですね。
ってこれはどうでもいいか。

南アフリカの鉄道会社の経営者だったフランス系の父とドイツ系の母の間で育ちます。

彼女の父はひどいアルコール依存症で、そんな父親のDVに恐れる日々を過ごす事になります。

しかし15歳のころ、酔っぱらう父親に暴力を振るわれてる彼女を身の危険を感じた母親が見て、なんと父親を射殺。
母親は正当防衛が認められ、ついに長い虐待生活に終止符を打った。

という下手な映画顔負けの人生を歩んでいた彼女ですが16歳でモデルデビュー。
やがてアメリカに渡り、そこでようやく女優デビューを果たします。

代表作

そんな彼女、実はアカデミー賞受賞経験の持ち主でもあります。

彼女の代表作とも言えるのは、その受賞のきっかけとなった「モンスター」という作品なのですが、ここでは彼女は体重を増量させ、実在した連続殺人鬼を演じております。

実はこの映画、彼女の演技力は素晴らしいのですが、あまり個人的には好きな映画ではありません。

なぜかというと、殺人鬼を題材にした映画の傑作は「ヘンリー」にしろ、
「グレアム・ヤング毒殺日記」にしろ、
日本の「冷たい熱帯魚」にしろ、
やはり犯罪者を突き放した映画なので、同情的に描かれるのはダメだと思うのです。

人殺しは人殺しでしかない。
それがどんな理由であれ。

そんな彼女はアクションからホラー映画まで色々な作品に出ていますが、彼女の出演作のベストとワーストを独断と偏見で決めましょう。

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シャーリーズ・セロンならこれを観ろ!おすすめ映画ベスト3!

1位:マッドマックス 怒りのデス・ロード

マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版)

伝説的なSF映画マッドマックスの新作です。

ですが、今までの作品とは、ほぼ無関係なので独立した映画としても構わない。
という親切丁寧な設計になってます。

監督は作った映画は、どれも面白いジョージ・ミラーです。

核戦争により荒廃した未来。
マックスと呼ばれる男は暴君イモータンジョーが支配する土地で、彼の妾であり部下であった大隊長フュリオサと彼の戦いに巻き込まれます。

この映画で彼女は坊主頭がセクシーで、女隊長フュリオサを演じます。
これがまたカッコいい。

女たちを連れてイモータンジョーに謀反を行いますが、鋭い眼差しの中に責任と強さが混じっていて本当に男らしくってカッコいいのですね。

悪役のイモータンジョーも不気味で専制君主だけど、これもまた、あの世紀末世界を支配するうえでは、ある意味仕方ない存在とも言えるフュリオサとはまた別の方向の責任感ある男なのです。

エゴとエゴ、責任と責任のぶつかりあい。
砂漠の上で彼女は何を見つけるのか。
ってこう書いたらマッドマックスなのに主役のマックスが空気じゃね?
って見えるかもしれませんが、実はこの映画の欠点はそこなのですね。

マックスが添え物になってる。
トム・ハーディーには悪いけどメル・ギブソンほどの狂気は彼に感じない訳です。

それを除けば、良い映画なのですがね。

2位: マイティ・ジョー

マイティ・ジョー [DVD] MIGHTY JOE YOUNG (1998)

レイ・ハリーハウゼンの伝説的名作「猿人ジョー・ヤング」のリメイクです。

アフリカで育った巨大ゴリラのジョー、彼は現地人から神と崇められていました。

ジョーには姉とも言える白人女性ジルがいました、実は彼らは共に母親を密猟者に殺されていました。

そして成長した彼らの前に動物学者がやって来て
「アメリカの自然公園に行かないか?」
と言われ、そこで暮らす事になりますが、同時に密猟者が迫って来ていました。
そう、密猟者もまたジョーに小指を奪われて深い恨みを抱いていたのです。

この映画で彼女は巨大ゴリラを制御できる女性ジルとして出てきます。
これがまた野獣のジョーと良い比較対象になってます。

若くて可愛いころの彼女ですが、今の時代に続編をやるならジョーの背中に乗っかって密猟者を倒す映画なんか出来そうですね。

それにしても、この映画は着ぐるみとCGの両立がすごいのです。
どこから着ぐるみで、どこからCGかわかりません。

それでも愛嬌あるゴリラの可愛さとカッコ良さと恐ろしさがたまりません。

そして、この映画の密猟者は本当にムカつきます。
素晴らしい悪役です。

映画も安心して楽しめるファミリー向けの良い怪獣映画です。

3位:ヤング≒アダルト

ヤング≒アダルト (字幕版)

アラフォーで落ち目の女流作家は、地元に帰り小説の最終回の構想を考えます。

そこで元彼から
「誕生日パーティーに来ませんか?」
とメールが来て、さらにそこで高校時代の同級生と再会していき・・・
というブラックコメディ。

今まではカッコ良かったり、可愛かったりする彼女の映画を紹介しましたが、この映画に出てくる彼女は痛々しい、年齢だけ食ったアホです。

彼女以外にも登場する人間は良い年齢になって、10代のころの青春が抜けていないダメな大人だったりするのですね。

こういう人いるよね的な痛々しさで溢れた、とんでもないブラックコメディです。
基本的にジャンルが一応コメディに入るのですが、痛々しくて見ていられない。

元彼との関係に執着し、
すがりついたり、
アピールしたりと、
もう何と言うか見ていられません。

こんな痛々しい役を美しいシャーリーズ・セロンが演じる事で、なんとか話がもっていますが、これが光浦靖子だったり久本雅美だったらと思うと見ていられない映画になったでしょう。

誰しもがカッコいい大人になる訳では無い、という残酷な現実を突きつけつつも、その現実を受け入れ成長していく。
という話はやや感動的ではあります。

見る人を選びますが、大人のためのラブコメディではあります。

シャーリーズ・セロンでもこれは観るな!ワースト3

1位:イーオン・フラックス

イーオン・フラックス (字幕版)

人類がほとんど死滅した近未来世界。
反政府組織に所属する女スパイの「イーオン・フラックス」の活躍を描く。

というSFアニメの映画化なのですが、ストーリーは王道のはずなのに、なぜか監督がアート方向に軸をずらしてしまい、結局どっちつかずで意味不明の映画になった珍作です。

シャーリーズ・セロンは、この女スパイを演じますが話の内容が意味不明で、あまり印象的なシーンや場面が無かったと思います。

おそらく今でもGEOやTSUTAYAに置いてあると思いますが、余裕でスルーして別の映画にした方が良いでしょう。

2位:プロメテウス

プロメテウス (字幕版)

西暦2082年という遠い未来。

人類誕生の歴史を探るために宇宙船「プロメテウス」は出発をします。
そこで、とんでもない宇宙生物に遭遇して、えらい目に合う。

という分かりやすいハズの話ですが、あれよあれよと回りくどく、分かりにくい方向に話が進みます。

おまけに映像は薄暗く、話も退屈なので眠たくなるという、エイリアンの前日談の映画です。

面白い所は面白いけど、だからと言って何?
という展開が多く、全体的に見ていて苦痛です。

この映画でシャーリーズ・セロンは一応プロメテウス号のリーダーを演じますが、映画全体的の暗い雰囲気に、そぐわないほど美しいのは流石としか言いようがありません。

だからと言って彼女の演技が生きているかと言われると微妙な出来です。

一つだけ良かったのは彼女が登場するシーンで、なんと腕立て伏せをするのですが、そのシーンが何とも言えないほど美しいのですね。

こんな事なら彼女が主役でタフで頼れる女兵士が触手系宇宙人に襲われて、いやーんな事になる内容にしておいた方が良かったのでは・・・
って、これは完全に僕の趣味でしたね。

でもリドリー・スコット監督は、そういう事をしたいんじゃないかな。
ってこれ以上はダメですね。

3位:ノイズ

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宇宙飛行士の夫を持つジリアン。

夫が宇宙からの任務を終え、無事子供も身ごもりますが、なんだか様子がおかしい。
だんだん様子がおかしいなと思いきや、なんと夫は宇宙人に寄生されていた!
という話なのです。

どこかで見たような内容だな。
と思ったあなたは賢いです。

実はこれ、他の映画のパクリを結構している映画で、ネタバレになるので言えませんがオチまでそっくりという、身もふたもない内容になっています。

こういう映画は怖さが大事なのですが、あんまり怖くもありません。

だって夫役がジョニー・デップなので、完全に変人役が多いジョニー・デップが宇宙人に寄生されていても多分、誰も疑わないんじゃないかなと思えてきます。

ちなみに彼女は翻弄される妻を演じています。
映画も良い出来では無いので、彼女もあまり生きていません。

まとめ

やはりシャーリーズ・セロンはすごい。

今回は6つしか作品を出していないのに、色々な役を事細かに演じている才能は、やはり大女優としての器ありですね。

個人的には大好きな女優の一人です。

ハリウッド女優にありがちなインテリぶった所も無く、出る映画もホラー映画からアクション映画まで選んでいません。

40歳になっても美しいし、今のままで行けば60になっても映画は選ばないでしょう。

なので先ほども言ったのですがシャーリーズ・セロンがまだ50になっていないうちに触手クリーチャーに襲われる映画を撮ってほしい。

って、そのネタはダメだって事で冗談はさて置いて、彼女には今のまま色々な映画に出て、新しいスターとして活躍を続けてほしいですね。