クリント・イーストウッドは、紹介するまでもなく俳優として数多くの西部劇やアクション映画に出演し「ハリウッドの伝説」と言われる程の、存在感を示しています。

監督としても『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー作品賞とアカデミー監督賞を2度受賞するなど、ハリウッドで長年活躍してきた俳優、映画監督でもあります。

80代になった現在でも、私たちに素晴らしい作品を届けてくれています。

許されざる者(1992)(字幕版) ミリオンダラー・ベイビー (字幕版)

クリント・イーストウッドの魅力

物静かで寡黙なイメージ。
しかし、その佇まいには独特の迫力があり決して自分を、ひけらさない知性も備えている。

孤高を生きる男の役にピッタリの魅力があります!

クリントは演じる役柄によって、カリスマの凄腕ガンマン・型破りの正義漢・頑固者・照れ屋だが男臭いタイプなど、アメリカ人が好むヒーロー像にピッタリです!

B級映画の出演を経て、イタリアからのオファーを受けて出演した「荒野の用心棒」や「夕日のガンマン」シリーズが世界的ヒットとなり、マカロニ・ウエスタンブームの先駆けとなりました。

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監督作品も、洞察力の深い人間の機微や愛憎表現も微妙な演出で、ジワーとくる作品が多く、最近では年輪を重ねた渋い役の良い味を出しています。

二部構成の戦争映画『硫黄島からの手紙』『父親たちの星条旗』では、ひとつの戦争を敵対する日本側とアメリカ側のそれぞれの視点で描くという、世界初の試みを成し遂げながら戦争の非情さを批判している。

硫黄島からの手紙 父親たちの星条旗(字幕版)

私的にランキング!「クリント・イーストウッド」出演のおすすめ作品

【第3位】大人の恋愛映画「マディソン郡の橋」

マディソン郡の橋(字幕版)

アイオワ州の片田舎で出会った、平凡な主婦と中年のカメラマンの4日間の恋を描く、不倫をテーマにした大人のラブストーリー。

クリントは人妻と恋に落ちるカメラマンを演じ、新たな表情を見せてくれます。


出典:https://movies.yahoo.co.jp

観どころ

アイオワ州マディソン群の片田舎で、農場主の妻フランチェスカは、夫と二人の子供に囲まれ平凡な主婦として穏やかな毎日を送っていた。

そんなある日、一人で家の留守をしていた彼女の所へある男が道を尋ねてくる。
それは二人にとって、永遠に心に残る4日間の始まりであった……。

クリントは、本作で製作・監督・主演を務め、ありきたりの恋愛映画とは一線を画した、女性側のみならず、男性も共感出来る上質の大人の恋愛映画を作り上げました。

最大のみどころは、街を出る際にクリントが待ちフランチェスカが車の中で、ドアレバーを開けて彼の元に行くか、このまま残るか迷う時・・
実に、素晴らしいシーンでした。

【第2位】偏屈な老人とギャング達との闘い「グラン・トリノ」

グラン・トリノ (字幕版)

クリント演じる元軍人の偏屈な老人と孤独な少年との交流、そして不良達との闘い!


出典:https://movies.yahoo.co.jp/

観どころ

偏屈で、家族からも疎ましく思われる老人・・
歳とると結構こういうタイプが多いネ。

クリント演じる老人は、妻が去ってからは年寄り扱いする息子連中とも距離を置き、治安が悪化する我が町に悪態をつきながら暮らしていた。

そんなある日、隣家の子供が自分の愛車「グラン・トリノ」を盗もうとしている所を発見する。

悪態をつきながらも、父性不在の一家に変わり交流を深めていく・・

頑固で偏屈、そして筋を通しながら男を貫くスタイルはこの映画でもじっくり演技。

終盤ギャング共に報復するために、かつての映画「ダーティ・ハリー」の主人公だったら大型マグナム銃でドンドンぶちかます所だが、別の命の張り方をする!

クリントの演技は大根的だが、美しくも勇ましい作品でした。

【第1位】激しいガン・ファイト「荒野の用心棒」

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当時の西部劇の価値感を大きく変え、マカロニ・ウエスタンの傑作とも呼ばれアメリカでは大ヒット!

本場イタリアでは大量のマカロニ・ウエスタンが量産される様になった。


出典:https://movies.yahoo.co.jp/

二人のボスが対立するニューメキシコの小さな町に現れた、名無しの凄腕ガンマン。
二つの勢力を戦う様に仕向け、共倒れさせて最後には悪の強敵と1対1の対決!

御存じ黒澤明の「用心棒」を、監督が内緒で西部劇にパクったマカロニ・ウェスタン。

当時、映画俳優としては鳴かず飛ばずだったクリントがイタリアに出張出演!
本作は世界的にも大ヒット!
クリントを一躍トップスターに押し上げた出世作ともなりました。

この映画、悪党どもをやっつけるのは正義のためでなく、ただ単に金を稼ぐだけという名無しのガンマンの描き方が、どこか冷たい感じがするクリントにぴったり。

終盤、爆風の煙の中からクリントが現れるシーン・太陽を仰いで強敵が死んでいくラストの決闘シーンは西部劇史上に残る名場面といえます。

若き日のクリント・イーストウッドが、策謀を秘めながら抑制を効かせているガンマンの名演技を味わえます。

気を付けろ!「クリント・イーストウッド」が出演しているオススメでない作品

手に汗を握らないアクション映画「ルーキー」

ルーキー(字幕版)

クリント演じるベテラン刑事と、新米刑事(ルーキー)のポリスアクション。

役者はA級・お金もかけたのに、仕上がりはC級の何だこりゃの期待ハズレ!

巨匠クリントも、こんな作品を監督していたのかと思うほどのリアリティにかけたショボイ映画でした。

名優であり、数多くの傑作を送り出しているクリント・イーストウッド

“成功しても、失敗しても自分が観たい映画だけを撮る”というルールを貫き、
しかも、新しい題材へ挑むことを止めません!

ハリウッドの伝説!
クリント・イーストウッドは、自ら宣言しています

「私は常に前進する!最良の作品は、まだまだこれからだ」
・・・と。