サミュエル・L・ジャクソンは、ワシントンD.C出身のアメリカ人俳優です。
デビュー当時は、テレビでの仕事が多く映画デビューは遅咲きで、B級バイオレンス映画から文芸作品まで幅広く演じていたが、1994年公開の『パルプ・フィクション』の、聖書を読み上げる殺し屋役で「アカデミー賞助演男優賞」にノミネートされた事をきっかけに注目を集めました。
現在では、黒人俳優の中でも圧倒的な地位を確立し、あらゆるジャンルの映画に出演しギャラを稼ぎまくっています。
サミュエル・L・ジャクソンの魅力
ツルッとした頭に大きな目!「あ!この顔見たことアルアル」という位、たくさんの映画に出演しています。色々な映画に出たことで、知名度が上がった俳優と言えます。
新人時代はマイナー映画への出演や、脇役ばかりで目立ったヒット作には出演していませんでした。
その後、クエンティン・タランティーノ監督のハチャメチャなアクション映画「パルプ・フィクション」に出演し、注目されてからはキャリアを積み上げ、脇役から主演作まで幅広い演技を披露しています。
サミュエルはギャングからテロリストなどの物騒な役柄だけでなく、バスケチームの名コーチから大統領まで、そつなくこなせるのが魅力で、カメレオン俳優とも呼ばれています。
また、汚い言葉を吐きまくる役が多く、その決め台詞は相手への憤怒を最大限に込めて放つ「マザーファッカー」です!
ファンの間では「マザーファッカー職人」の愛称でも呼ばれているほど有名です。
私的にランキング!「サミュエル・L・ジャクソン」出演のオススメ作品
【第3位】密室ミステリー「ヘイトフル・エイト」
大雪のため、閉ざされたロッジで繰り広げられる密室ミステリー風の西部劇。
サミュエル主演に加え、濃いキャラクター総出演の先が読めない急展開がお楽しみ!
出典:http://eiga.com/movie/
観どころ
ときは南北戦争の6~10年後のワイオミング。
猛吹雪に見舞われた駅馬車が山小屋の雑貨店に到着するが、集まった者は賞金稼ぎや賞金首・自称新任保安官やカウボーイ・処刑人など、憎悪に満ちた嫌われ者の8人が吹雪に閉じ込められた密室でお互いを罠に掛け合い、騙し合う・・
そして、どんでん返しの急旋回へ!
この映画、バイオレンスも血しぶきもたっぷり!
プラス・ミステリーの要素もたっぷり盛り込まれて、舞台劇のような芝居に仕上がっているのが見どころ!
特に、紅一点「ジェニファー・ジェイソン・リー」が演じた演技の破壊力はブリザード級だ!
サミュエルの、人の心を見透かすような凄みのある演技も素晴らしい。
【第2位】「キングスマン」
スタイリッシュなイギリス産スパイアクション!
サミュエルは人類を滅ぼす程の、とんでもない計画を立てている大富豪の役が、ドハマリしています。
出典:http://mk32kaigaidrama.com
観どころ
サミュエル演じる大富豪の悪人は、環境保護のため人口を減らす事こそが環境改善に繋がると考え、体に起爆装置のついたカードを埋め込み、人類の頭をスッ飛ばすという大規模テロを計画する。
この映画、バイオレンス描写やアクロバティックなアクションがふんだんに盛り込まれているほか、防弾機能つきのこうもり傘型ショットガンや、ナイフが仕込まれた革靴など、さまざまな特殊機能を備えた“紳士グッズ”が多数登場するのも見所のひとつ!
サミュエルは、笑顔で人類抹殺計画を説明したり、底なしの恐ろしさをひしひしと感じさせる悪役を演じます。
正に、サミュエルならではの怪演ショーです!
【第1位】西部劇「ジャンゴ・繋がれざる者」
『ジャンゴ 繋がれざる者』は、2012年に公開されたアメリカ映画。
ドイツ人賞金稼ぎに助けられた黒人奴隷が生き別れた妻を取り戻す西部劇。
出典:http://ch.nicovideo.jp/
観どころ
監督は、クエンティン・タランティーノの作品。
黒人の奴隷制度を題材にしながら、それを西部劇に仕立て上げてしまった異色の映画である!
当時の奴隷制度では、黒人は生まれながらにして白人より劣る”動物”として扱われており迫害されていた。
なのに、この映画ではサミュエル演じる黒人の執事は白人に味方している!
このキャラは「邪悪なアンクル・トム」とでも言うべきキャラクターで、黒人でありながら農場の一切を仕切っており、目つきからして只者ではない!
登場した瞬間から強烈なインパクトと異様なオーラを放ち、実に恐ろしイメージ!
主人公が素性を隠していてもすぐに見抜いてしまうし、やり方も汚いのでムカムカするタイプをサミュエルは見事に演じている。
この作品でもサミュエルは「マザーファッカー」を連発しています。
気を付けろ!「サミュエル・L・ジャクソン」出演のオススメでない作品。
アクション映画!「S.W.A.T」
適材適所の豪華なキャストで娯楽大作の雰囲気が大!
それなりにお金もかかっていると思われるのに、期待はずれの中身は超B級のデキ。
サミュエルは安定したキャラながら、こんな映画に出演する必要があるのかと思うほどの作品。
まあ~紅一点「ミシェル・ロドリゲス」の素敵なオ・シ・リを見られただけでも良し!
まとめ
サミュエル・L・ジャクソンは、その圧倒的な個性で様々な映画で活躍しています。
これからも、得意の決めセリフ「マザーファッカー」を連発していくでしょう・・ネ!